去勢・避妊手術

当院での手術

男の子の場合(去勢手術)

 左右の精巣を取り出す精巣摘出手術を行います。

 通常は日帰り手術になります。潜在睾丸の場合や日程的な都合等により、1日程度の入院が必要になることもあります。

 

 

 

女の子の場合(避妊手術)

 特に問題がなければ左右の卵巣のみを取り出す、卵巣摘出手術(※)を行います。

(※)「卵巣摘出手術」は卵巣と子宮を両方取り出す「卵巣子宮摘出手術」に比べて一般的に術創も小さく、手術時間も短いため、傷口の痛み等も含めて、体の負担が軽減できるというメリットがあります。

妊娠している場合

 妊娠が成立してしまったけれども赤ちゃんを望まないという場合は、出産前に手術をすることも出来ます。その場合は胎児も含めた卵巣子宮全摘出手術を行います。

去勢・避妊手術の時期

去勢・避妊手術の時期 去勢・避妊手術は生後5~6ヶ月に手術を行うことをオススメしています(それ以降でも手術は可能です)。この時期に手術を行うと、女の子の場合は最初の発情が来る前に避妊手術を行うことになるので、乳腺腫瘍の発生率を非常に低くすることができます。
 また、男の子の場合はこの時期を過ぎてからの手術でも病気の予防効果は期待できるため、決して遅くはありませんが、基本的には早めの手術をオススメしています。

避妊・去勢手術の流れと注意事項
(7歳以下の場合)

1.術前~入院

手術前日の夜9:00以降は食べ物を与えないでください。
  • お水は置いておいても構いません。
  • 当日の朝も絶食です。
手術当日10:30までにご来院頂きます。
  • 身体検査ののちお預かりいたします。飼主様の術中立会は不要です。
手術時間は概ね…
犬♂ 10~15分
犬♀ ※ 20~40分
猫♂ 5~10分
猫♀ ※ 15~25分

くらいになります。

※当院での避妊手術は特に問題が無い限り、基本的に卵巣のみを摘出する手術となっております。

  • 麻酔の導入から手術開始まで、並びに手術終了から麻酔の覚醒までには、もう少し時間がかかります。
  • 男の子の手術は、基本的に日帰りの手術になりますので、夕方指定の時間にお迎えに来て頂きます。
  • 女の子の手術は、2泊3日のお泊りになります。手術の翌々日にお迎えに来て頂きます。
傷口の保護について

 当院では、退院時に傷口を舐めさせないようにするためのエリザベスカラーや腹帯などの保護具を、基本的には装着しないでお返ししてります。傷口はとても小さく、術後傷口を気にして傷が悪くなる程舐め続けることがほとんどないため、不要だからです。

 デリケートな子、痛みに過敏な子、炎症の起きやすい子等、傷を気にする可能性が高いと判断した場合はエリザベスカラーを装着いたします。

 

2.退院~抜糸

抜糸は通常、術後7日目頃に行います

 抜糸までの間は、傷口を濡らしたり汚したりしないようにします。お散歩に行く場合は、路面の乾いているところなどを歩かせるようにしてください。万が一泥ハネ等で汚してしまった場合は、清潔なタオルかガーゼ等を水道水で湿らせたもので、優しく拭き取って下さい。

 抜糸に連れてくることが難しい場合は、抜糸の不要な『埋没縫合』を選択することもできます(別途料金)。

運動の制限に関して

 帰宅後、抜糸が済むまでは、なるべく大人しく過ごさせるようにして下さい。本人は全く痛くないので、普通に歩き回ってしまうかと思いますが、傷口によくありません。お散歩に行く場合は用を足す程度の距離にしておいて下さい。

退院後の注意点

 次回の来院まで1日1回程度、術後のチェックをして下さい。

  • 傷が腫れている
  • 傷が開いている
  • 傷から血が滲んでいる
  • 傷をしきりに舐めている など

気になることがありましたら、ご連絡下さい。

退院後の来院

男の子の場合
 術後2~3日目に再度ご来院頂き、術創の診察をいたします。

 オスネコの場合ここで終了となります。ただし、術後7日目まではご自宅にて1日1回程度術創のチェックをして下さい。

 オスイヌの場合は、術後7日目に再度ご来院頂き、傷の抜糸をします。ここで全て終了です。

女の子の場合
 退院後5日目に再度ご来院頂き、傷の抜糸をします。ここで全て終了となります。

3.抜糸以降

 術後1週間目、抜糸して以降はいつも通りの生活に戻して大丈夫です。

 走り回ってもOK!シャンプーもOK!

避妊・去勢手術と肥満に関して

 男の子も女の子も、術後はホルモンバランスが変わるので、一般的に太りやすくなります。

 それまで同じ量を食べていても太るかもしれませんし、それ以上に食欲が出るかもしれません。術後の肥満対策としてはカロリーコントロールが重要になってきます。

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